映画『猿の惑星』リブート3部作
 
 
 
共存か。
 
 
共に絶滅か。
 
 
それとも・・・
 
 
 
 
 
“自分たち”と“そうでない者たち”
 
 
それぞれにそれぞれの理由があって、
それぞれのルールがあって、
守るべき家族がいて、仲間がいて、
どちらの世界にもリーダーがいて・・・
 
 
 
争う必要などどこにもないのに。
争いたいわけではないのに。
 
争ってしまう。結果として・・・
 
 
 
 
物語は、
ウイルスを用いたアルツハイマー遺伝子治療薬の開発。
実験台となるチンパンジー。人体実験。
 
そして、“事件”の発生…
 
 
“予期せぬ進化”と“予期せぬ退化”。
この新薬が、人間と猿の未来を大きく変えていく。
 
…というところから展開していきます。
 
 
 
 
人間は地球を支配したがる。
自然の摂理をも変えたがる。
 
もっと… もっと…
と、底なしの欲情に支配され、
情報というものに支配され、
テクノロジーに支配され、
死の恐怖に支配され、
  
結局
人間は人間に支配される。
 
 
 
 
人と猿。
 
生き抜くために、
人と人も争う・・・
猿と猿も争う・・・
 
 
正義と正義がぶつかり合い、
“敵”を生み出す。
 
時に絆が深まり、
時に溝が深まり、
 
お願いだから、もうこれ以上
“オレたち”に関わらないでくれ。
 
ここには来ないでくれ・・・
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
このリブート3部作は、1968年に初めて映画化された
『猿の惑星』(『PLANET OF THE APES』)シリーズを
新たに一から再構成し企画されたもので、
名作の“起源”に迫った作品です。
 
原作は
フランスの小説家ピエール・ブール(1912-1994)
『猿の惑星』シリーズ全5作。
 
 
1968年に公開された第1作は、私は何度も観ました。
(最初はテレビで…あとは録画したビデオテープで)
 
宇宙船の船長役を演じたのは、
『十戒』(1956)や『ベン・ハー』(1959)などでも
知られるチャールトン・ヘストン(1923-2008)
 
子どもながらに衝撃を受けました。
単純に
ストーリーが面白くて。
 
 
その後、
シリーズ全5作は映画化されていきました。
 
 
 
 
そして、 
2010年から新たに公開されたリブート3部作。
 
 
・『猿の惑星ー 創世記』
  RISE OF THE PLANET OF THE APES (2010)
 
・『猿の惑星ー 新世紀』
  DAWN OF THE PLANET OF THE APES (2014)
 
・『猿の惑星ー 聖戦紀』
  WAR FOR THE PLANET OF THE APES (2017)
 
 
 
ため息の連続。
 
この3部作は、壮絶です・・・・・・・
 
 
 
 
映画の世界は現実の“何か”を比喩したもので、
その“何か”を示唆するために製作される…とも言われます。
 
極論めいてはいますが、
こんなのあり得ない話だ! とは、とても思えないのです…私は。
 
 
この物語を、
私たち人類の“もう一つの未来”としてみることもできますし、
或いは、“猿(突如高度な知能を持った猿)”の発生を、
“人類の起源”としてみることもできます。
 
この場合、人為的にしろ偶発的にしろ、
結果として“猿”を“人”に進化させたのは、
私たちが“神”と呼ぶ者たちの仕業ということに。
 
“神”からすれば人類は“猿”・・・ 
 
 
 
これでもかと言わんばかりの
 
悲しみ・・・
 
苦しみ・・・
 
憎しみ・・・
 
憤り・・・
 
葛藤・・・
 
 
そして、
 
愛・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
感情が限界に達したときの
 
“あの形相”、
 
“あの目”。
 
 
 
シンプルな内容をさらに拡張させ、
ストーリー以上に、
人と猿、それぞれの“心模様”にスポットを当てた。
 
映像技術の素晴らしさはさることながら、
やや深く掘り下げすぎた感も否めませんが。
現代ならではの作品かと。
 
無視できない映画です。とくに“今”は。
 
 
けっして何度も観たい映画ではなく(私は)。
むしろ一度観たらもう十分な気もしますが…
 
それくらい、とにかく重い。
 
 
 
3部作とも公開時に映画館で観ました。
私は
考えさせられた作品だったので、そのあとDVDを購入。
 
でも、
ノリで観る勇気はなくて。
 
観るには
それなりの覚悟が要りますから・・・
 
 
 
最近、また観たので。
 
記事にすることに。
 
 
 
おすすめはしませんが、
 
おすすめします(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
さて
 
そこから想像を膨らませていって・・・
 
 
 
人と猿… ではなく、
 
今は、
 
人とウイルス。
 
 
 
いいえ、その陰には、
 
人と人の争い、権力と権力、
支配と支配の奪い合いがあるということを忘れてはいけません。
 
 
ウイルスは“敵”でも“味方”でもないのです。
“勝つ”とか“負ける”とか、 
なぜそういう見方しかできないのでしょう。
 
ウイルスと闘ってどうするのですか。
 
 
 
本当に恐れるべき相手は、
“己の欲望に翻弄された人間”なのでは・・・
 
 
 
 
2020.05.19
KANAME
 
 
 
映画『猿の惑星』リブート3部作
 
 
 
共存か。
 
 
共に絶滅か。
 
 
それとも・・・
 
 
 
 
 
“自分たち”と“そうでない者たち”
 
 
それぞれにそれぞれの理由があって、
それぞれのルールがあって、
守るべき家族がいて、仲間がいて、
どちらの世界にもリーダーがいて・・・
 
 
 
争う必要などどこにもないのに。
争いたいわけではないのに。
 
争ってしまう。結果として・・・
 
 
 
 
物語は、
ウイルスを用いたアルツハイマー遺伝子治療薬の開発。
実験台となるチンパンジー。人体実験。
 
そして、“事件”の発生…
 
 
“予期せぬ進化”と“予期せぬ退化”。
この新薬が、人間と猿の未来を大きく変えていく。
 
…というところから展開していきます。
 
 
 
 
人間は地球を支配したがる。
自然の摂理をも変えたがる。
 
もっと… もっと…
と、底なしの欲情に支配され、
情報というものに支配され、
テクノロジーに支配され、
死の恐怖に支配され、
  
結局
人間は人間に支配される。
 
 
 
 
人と猿。
 
生き抜くために、
人と人も争う・・・
猿と猿も争う・・・
 
 
正義と正義がぶつかり合い、
“敵”を生み出す。
 
時に絆が深まり、
時に溝が深まり、
 
お願いだから、もうこれ以上
“オレたち”に関わらないでくれ。
 
ここには来ないでくれ・・・
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
このリブート3部作は、1968年に初めて映画化された
『猿の惑星』(『PLANET OF THE APES』)シリーズを
新たに一から再構成し企画されたもので、
名作の“起源”に迫った作品です。
 
原作は
フランスの小説家ピエール・ブール(1912-1994)
『猿の惑星』シリーズ全5作。
 
 
1968年に公開された第1作は、私は何度も観ました。
(最初はテレビで…あとは録画したビデオテープで)
 
宇宙船の船長役を演じたのは、
『十戒』(1956)や『ベン・ハー』(1959)などでも
知られるチャールトン・ヘストン(1923-2008)
 
子どもながらに衝撃を受けました。
単純に
ストーリーが面白くて。
 
 
その後、
シリーズ全5作は映画化されていきました。
 
 
 
 
そして、 
2010年から新たに公開されたリブート3部作。
 
 
・『猿の惑星ー 創世記』
  RISE OF THE PLANET OF THE APES (2010)
 
・『猿の惑星ー 新世紀』
  DAWN OF THE PLANET OF THE APES (2014)
 
・『猿の惑星ー 聖戦紀』
  WAR FOR THE PLANET OF THE APES (2017)
 
 
 
ため息の連続。
 
この3部作は、壮絶です・・・・・・・
 
 
 
 
映画の世界は現実の“何か”を比喩したもので、
その“何か”を示唆するために製作される…
とも言われます。
 
極論めいてはいますが、
こんなのあり得ない話だ!
とは、とても思えないのです…私は。
 
 
この物語を 私たち人類の“もう一つの未来”
としてみることもできますし、
或いは、“猿(突如高度な知能を持った猿)”の発生を、
“人類の起源”としてみることもできます。
 
この場合、人為的にしろ偶発的にしろ、
結果として“猿”を“人”に進化させたのは、
私たちが“神”と呼ぶ者たちの仕業ということに。
 
“神”からすれば人類は“猿”・・・ 
 
 
 
これでもかと言わんばかりの
 
悲しみ・・・
 
苦しみ・・・
 
憎しみ・・・
 
憤り・・・
 
葛藤・・・
 
 
そして、
 
愛・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
感情が限界に達したときの
 
“あの形相”、
 
“あの目”。
 
 
 
シンプルな内容をさらに拡張させ、
ストーリー以上に、
人と猿、それぞれの“心模様”にスポットを当てた。
 
映像技術の素晴らしさはさることながら、
やや深く掘り下げすぎた感も否めませんが。
現代ならではの作品かと。
 
無視できない映画です。とくに“今”は。
 
 
けっして何度も観たい映画ではなく(私は)。
むしろ一度観たらもう十分な気もしますが…
 
それくらい、とにかく重い。
 
 
 
3部作とも公開時に映画館で観ました。
私は 考えさせられた作品だったので、
そのあとDVDを購入。
 
でも、
ノリで観る勇気はなくて。
 
観るには
それなりの覚悟が要りますから・・・
 
 
 
最近、また観たので。
 
記事にすることに。
 
 
 
おすすめはしませんが、
 
おすすめします(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
さて
 
そこから想像を膨らませていって・・・
 
 
 
人と猿… ではなく、
 
今は、
 
人とウイルス。
 
 
 
いいえ、その陰には、
 
人と人の争い、権力と権力、
支配と支配の奪い合いがあるということを
忘れてはいけません。
 
 
ウイルスは“敵”でも“味方”でもないのです。
“勝つ”とか“負ける”とか、 
なぜそういう見方しかできないのでしょう。
 
ウイルスと闘ってどうするのですか。
 
 
 
本当に恐れるべき相手は、
“己の欲望に翻弄された人間”なのでは・・・
 
 
 
 
2020.05.19
KANAME