中国北宋代の詩人・書家・士大夫
蘇東坡(そとうば)にまつわるお話です…
 
 
 
ある日
竹画の名手であった蘇東坡のところに
墨竹画の依頼がありました
 
ところが
生憎手許に墨がなかった蘇東坡は
朱墨で竹を画き渡すことに…
 
すると依頼主は
「この世に朱い竹などないですよ」
…と不満げな様子
 
そこで蘇東坡は言いました
「では黒い竹はあるのかね?」
 
・・・・・・・・・・・・
 
依頼主は渋々その画を持ち帰りました
 
それからというもの…
依頼主の周りでは次々と吉事が起こり
家は繁栄していきました・・・
 
 
 
この故事から
‟朱竹”は縁起物とされるように
 
 
 
 
単なる偶然? たまたま? 気のせい?
 
確かにそうなのかも知れませんね…
 
 
それでもいいのです
 
 
画の写実性や上手い下手などの技術
そんなことにとらわれる前に…
 
どういう人物がその画を画いたか…
 
画を画いた人物の心がどうあるか…
 
 
そして・・・
 
画そのもの
またはそれを画いた人物を
単純に…
 
‟自分が好きかどうか”
 
 
こちらのほうが大事ですから・・・
 
 
 
 
もっと言えば…
 
 
‟良いことがある”
強く思い込んでいれば
 
人は無意識に
‟良いこと”を探しますし
 
 
‟悪いことがある”
強く思い込んでいれば
 
人は無意識に
‟悪いこと”を探します
 
 
そして…見つけ出す・・・・・・
 
 
身に起こる出来事の大小に関わらず
そこだけを上手に抽出して・・・
 
リンクさせて・・・
 
 
それは‟暗示”のようなもの
 
 
 
たった一枚の画
 
いつしかその依頼主にとっては
何よりの‟良薬”となり…
 
‟縁起物”となっていった・・・
 
 
 
 
ものの価値は
それそのものにあるのではなく
 

奥に隠された‟背景(ストーリー)”に…
 

‟目に見えないところ”に… そっと…
 
あるのだと思います
 
 
 
時々 様々な場面で
‟朱竹”が画かれたモノを目にしますが
 
その度に
 
私はこの故事を思い出し・・・
 
 
さらには…
 
今から1000年も前の時代を生き
そして代表作『赤壁賦』の中で
明月の下…
 
自身の数奇な人生の結論を天命に委ね
‟命の儚さ”というものを快活に詠った
 
‟蘇東坡という人物”
 
私は想いを馳せてしまうのです・・・
 
 
 
 
さて
 
2021年は
どのような年になるのでしょう…
 
 
‟良い”‟悪い”
 
自分の‟心の置き所”次第
 
 
心をどこに置くかで
 
見える景色は変わります・・・
 
 
 
どうか
 
心に平安を・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 

辛丑 人日
KANAME

 
 
 
 
 
中国北宋代の詩人・書家・士大夫
蘇東坡(そとうば)にまつわるお話です…
 
 
 
ある日
竹画の名手であった蘇東坡のところに
墨竹画の依頼がありました
 
ところが
生憎手許に墨がなかった蘇東坡は
朱墨で竹を画き渡すことに…
 
すると依頼主は
「この世に朱い竹などないですよ」
…と不満げな様子
 
そこで蘇東坡は言いました
「では黒い竹はあるのかね?」
 
・・・・・・・・・・・・
 
依頼主は渋々その画を持ち帰りました
 
それからというもの…
依頼主の周りでは次々と吉事が起こり
家は繁栄していきました・・・
 
 
 
この故事から
‟朱竹”は縁起物とされるように
 
 
 
 
単なる偶然? たまたま? 気のせい?
 
確かにそうなのかも知れませんね…
 
 
それでもいいのです
 
 
画の写実性や上手い下手などの技術
そんなことにとらわれる前に…
 
どういう人物がその画を画いたか…
 
画を画いた人物の心がどうあるか…
 
 
そして・・・
 
画そのもの
またはそれを画いた人物を
単純に…
 
‟自分が好きかどうか”
 
 
こちらのほうが大事ですから・・・
 
 
 
 
もっと言えば…
 
 
‟良いことがある”
強く思い込んでいれば
 
人は無意識に
‟良いこと”を探しますし
 
 
‟悪いことがある”
強く思い込んでいれば
 
人は無意識に
‟悪いこと”を探します
 
 
そして…見つけ出す・・・・・・
 
 
身に起こる出来事の大小に関わらず
そこだけを上手に抽出して・・・
 
リンクさせて・・・
 
 
それは‟暗示”のようなもの
 
 
 
たった一枚の画
 
いつしかその依頼主にとっては
何よりの‟良薬”となり…
 
‟縁起物”となっていった・・・
 
 
 
 
ものの価値は
それそのものにあるのではなく
 

奥に隠された‟背景(ストーリー)”に…
 

‟目に見えないところ”に… そっと…
 
あるのだと思います
 
 
 
時々 様々な場面で
‟朱竹”が画かれたモノを目にしますが
 
その度に
 
私はこの故事を思い出し・・・
 
 
さらには…
 
今から1000年も前の時代を生き
そして代表作『赤壁賦』の中で
明月の下…
 
自身の数奇な人生の結論を天命に委ね
‟命の儚さ”というものを快活に詠った
 
‟蘇東坡という人物”
 
私は想いを馳せてしまうのです・・・
 
 
 
 
さて
 
2021年は
どのような年になるのでしょう…
 
 
‟良い”‟悪い”
 
自分の‟心の置き所”次第
 
 
心をどこに置くかで
 
見える景色は変わります・・・
 
 
 
どうか
 
心に平安を・・・・・・・・・
 
 
 
 

辛丑 人日
KANAME